ステンレス線
ステンレス鋼線 JIS G 4309 (Stainless steel wires)
ステンレス鋼線及び約10.5%以上のクロムを含む耐熱鋼線について規定する。ただし、ばね用ステンレス鋼線及び冷間圧造用ステンレス鋼線には適用しない。線の製造に用いる材料は、JIS G 4308及びJIS G 4311の線材とする。
オーステナイト系ステンレス鋼
SUS304 WPA WPB | 18-8ステンレスの代表的鋼種、耐食性、耐熱性、機械的性質は、クロム系ステンレス鋼に比べ優れています。固溶化熱処理状態で非磁性でありますが冷間加工で硬化し、わずかに磁性を帯びます。 |
---|---|
SUS316 WPA | 18Cr-8Ni鋼より耐食性と耐酸性が極めて良好です。 |
フェライト系ステンレス鋼
SUS430 | 13Cr鋼より耐食性と耐熱性が優れ、ニッケルを含オーステナイト系より廉価で、焼入れで硬化せず、冷間加工でも硬化の度合いが小さい鋼種です。 |
---|
析出硬化系ステンレス鋼
SUS631J1 WPC | アルミニウムの添加で、冷間加工後、熱処理により析出硬化できる高力ステンレス鋼で、常温で、かなりの磁性を示します。 |
---|